前世療法とは
「前世療法」の大前提は<前世がある><ひとは生まれ変わっていくつもの人生を経験している>という「転生論」です。
「生まれ変わり」に関して、イアン・スティーブンソンの『前世を記憶する子供たち』のように学術的な研究成果もありますが、未だに世界中に広まっているとは言い難い状況です。
また多くの前世療法は「生まれ変わり」ということを前提にしながらも、それが事実であるとは認めていません。
事実とは認めていないけれど、「前世を知ること」が現在抱えている説明のつかない症状や苦しみを解消することがある、というスタンスが大半です。
たとえば奥山輝実氏の『前世療法へようこそ』(2005年)では、このような記述があります。
「過去生はあると仮定することで心の病気を治すことができれば、それはそれで結果オーライだ」(p2)
「心の病気を治す心理療法の一種なのです」(p2)
前世療法の先駆者のひとり、ブライアン・ワイス博士も同様の立場と考えられます。
それは、クライエントさまの語った「過去生の記憶」を検証していないからです。
ただ単に「治る」ということだけを考えるのであればこれで十分です。
心理カウンセリングでもクライエントさまが自らを「語る、表現する」ことが症状の改善につながっていきます。
過去生の記憶を語ることも同じ効果か、それ以上の効果が期待できます。
SAM前世療法はこの過去生が本当に起こったことではないかと検証、探求することから始まりました。
クライエントの理沙さん(里沙さん)に顕現した「タエ」という江戸時代の少女の話を徹底的に検証したのが稲垣先生の著作『前世療法の探求』です。
そして、この『前世療法の探求』を読んだチャネラーのM子さんを通じ稲垣先生は霊界からの通信を得るようになりました。
この霊界通信から受けた知見と「前世療法」「生まれ変わり」ということをひたすら研究し完成したのがSAM前世療法です。
数ある前世療法の中で唯一「生まれ変わり」が事実であることを実証し、それを土台として作り上げられているのです。
SAM前世療法は「生まれ変わり」が厳然たる事実であり、また私たちが知らない世界があることを教えてくれます。
※生まれ変わりに関しては東京スピリチュアリズム・ラボラトリー(TSL)がとても参考になります※